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平井 平井による生化学・分子物理学・バイオ技術コラム
担当翻訳分野:生物学翻訳学術論文翻訳
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2012年08月15日
貧血予防には銅と鉄が必要

こんにちは。轄kエ翻訳事務所で学術論文翻訳を担当している平井と申します。

分子生物学やバイオテクノロジーをはじめとする生物学全般に関する翻訳や、医学論文、生化学、ライフサイエンスに関する翻訳など、生物学や医学において、複数の分野にまたがる翻訳も扱っています。指名でのご依頼もお受けしておりますのでご相談ください。

式典(a ceremonial gathering)などで長時間立っているとき、貧血(anemia)で倒れることがあります。これは医学的に言うと血液中の赤血球数(erythrocyte count)、血色素(hemochrome)濃度がかなり減少した状態で、脳貧血が主なものです。この場合にはすぐに鉄分(iron)を投与することになりますが、鉄分の欠乏による貧血の場合、鉄分だけを摂取しても、銅(copper)が不足していると十分な効果は期待できません。これは銅の欠乏によってプラスミン合成(plasmin synthesis)が減少し、鉄貯蔵タンパク質であるフェチリン中の貯蔵鉄の血漿中への放出が阻害されるからです。また、細胞の呼吸作用においても電子伝達系(electron transport system)の役目を果たすヘムタンパク質(hemoprotein)にはたらくシトクロムまたチトクロムの中には、鉄と銅の両方が揃っていなければなりません。

銅の体内存在率は極めて低く、重さで見ると体重60キログラムの成人でおよそ130ミリグラムです。また、1日の摂取量もおよそ2.5ミリグラムと極めて微々たるものです。銅は鉄との関係が深く、体内では共存が不可欠なのです。

赤ん坊には母乳が良いといわれますが、これは初乳にたくさんの銅が含まれているからです。これが一般の牛乳では十分な量ではありません。

なお、銅ミネラルの欠乏症としてはヘモグロビンの合成遅延、造血障害中枢神経異常、栄養疾患(nutritional disorder)、骨や心臓血管系障害、メンケンス病などがあります。

轄kエ翻訳事務所   医学翻訳分子生物学翻訳生化学翻訳担当:平井


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